昔から天才とバカは紙一重なんて言葉があるように、生まれ持っての天才や才能溢れた能力の持ち主だけが理解することのできる感覚って本当にあるのでしょうか?
そして、ごく一般的な人間では想像もできないような独特の感性や、思いつきや常識では考えられない発想などは、ときに人々から『変人扱い』されるなんてコトも多いようです。
現代においては芸術家タイプの人っていう表現をするときに、どちらかといえばポジティブな意味ではなく少し変わった人なんて捉えがちかも知れませんよね…。
少し普通とは違っていて変人で気難しいところがあって…。こだわりが強くて扱いにくいとか(言い過ぎ?)
さらには、悪目立ちしないことがベターとされる就職なんかの場面では、さらに不利に感じられることがあるのかも知れません。
特に出る杭が打たれがちな。。こと日本社会においては、その考え方は顕著なのかも。
しかし、その方向性をどこへ向けるか、自分の得意とする分野を社会へ役立てるためにはどうすればいいのか?
そのような意識さえあれば、自ずと新しい未来は向こうからやってくるはずです。
というわけで、『芸術家タイプの性格』の人に適した職業や、仕事についても調べてみました。
目次
『芸術家タイプ』はやっぱり変人で性格悪い人が多いの?
それでは、実際に芸術家や『芸術家タイプの性格』の人には変人が多い、という説は都市伝説的なモノではなく科学的に証明された根拠のある説なのでしょうか?
だって、芸術家の人は”性格が悪くて変人”とまで言われている世の中ですから、このままほっとく訳にもいかないでしょう。
って、ソレもそのはずで、やはりそのような研究は世界的にも注目されていますし、現在も日々さまざまな研究が行われているようです。
例えば、その才能は生まれつき(先天的)なのかどうか、といったような非常に興味深い脳や遺伝子のレベルでも研究されているようです。
そのくらいに、やはり一般的な人からすれば変人というか理解し難い性格なのだということでしょうか。
ちなみに、芸術家の人や芸術大学の学生などを対象にした脳の構造研究については、『変人に感じる』というレベルの問題ではなく、科学的に一般的な学生または職業の人とは大きく異なっているということも徐々に明らかにされているようですから、違っていて当然と言うより仕方ありません。
『芸術家タイプ』の人を変人扱いしてしまうのではなく、お互いに違う考え方である。
という相互理解が必要になってくるのかも知れませんね。
アノ『芸術家』も、性格が悪くて理解されずに孤独だった…。
そんな天才的な芸術家や芸術家タイプと呼ばれる独特の人間は、ときに『社会不適合者』だと呼ばれるコトもしばしばあるようですが、今ではオークションで高額で取引されるゴッホやバスキアだって、その当時は受け入れ理解されるまでに時間がかかったことでしょう。
ゴッホ(ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ)なんて、かなりの変わり者であり「性格が悪くてキレやすかった」らしく、ときに異常なまでの集中力やこだわりの強さで、制作に没頭したり恋愛にのめり込んだりと、波乱に満ちた生涯を送ったそうです。
しかし、その当時は理解できる人も少なかったようですが、彼が亡くなってから作品が評価され、今では世界中で知らない人はいませんよね。
ちょっとジャンルは違いますが、、
現代の日本社会で言えば、ホリエモンなんかも有名になる以前は批判的に見ていた人も多かったのではないでしょうか?
結果が出るまで、理解がされるまでというのは、誰でも反発をされたりするものだということでしょうか。
『芸術家タイプ』の性格から考える適職とは?
さて、それでは『芸術家タイプ』の人の性格から考える適職とは一体どのようなものがあるのでしょうか?
まずは、『芸術家タイプ』と呼ばれる人の性格について考えてみましょう。
- 感受性が豊か
- 独特のこだわりが強いコト
- 異常なほどの集中力を発揮できる
- 繊細で、人の感情に共感できる能力がある
- 子供のような純粋なパワーで好奇心旺盛
芸術家タイプと呼ばれる人の特徴は、主にこの5つだと思います。
一般人からしたら、ときに突拍子もない思いつきだったり、普通では考えないような言動をしてしまうことも多いため、理解されない場合もあるのかも知れませんが、実は非常に繊細で他人の心の動きにも敏感に反応できるという純粋さを持っています。
つまり、子供心と言ってもいいかも知れませんが、頭が柔らかく柔軟な発想力を失っていないとも考えられます。
この能力は、活かし方次第で異常なほどの集中力を武器に、飛躍的に成功を収めていく可能性も十分にあります。
【芸術家タイプ】みんなの就職先まとめ!
それでは、最後に『芸術家タイプ』の性格の人が向いてる職業について考えてみたいと思います。
そして、同じ悩みをかつて抱いていたであろう先輩たちは、一体どのような職業を選んで来たのでしょうか?
- アーティスト
- 評論家
- 作家
- 料理家
- 役者
- 大道具さん
- スタイリスト
- ヘアメイクさん
- 職人
- デザイナー
- イラストレーター
- 写真家
- プロデューサー
やはりクリエイティブな感性や、手先の器用な人が多いということから考えると、モノづくりに関わる仕事に適しているという事が考えられると思われます。
普通では考えられないような新しいことを考えたりできるということから、人を楽しませることのできる作り手側という意味では、デザイナーやプロデューサーなんかも非常に向いているのでは無いかと思います。
しかし、こだわりが強いという部分や繊細な感受性を持っているという性格が裏目に出てしまうこともあるのかも知れません。
芸術家タイプ|ここに気をつけるべし!
やはり人間ですから、感情があります。
どうしても、性格的に弱点も持っていることでしょう。
というわけで、『芸術家タイプ』の人が仕事をしていく中で気をつけるべきポイントを考えてみました。
- マイペース
- 協調性に欠ける
- こだわりが強い
クリエイティブで、繊細であり集中力があるという部分を持っている芸術家タイプの性格は、裏を返せば、ちょっと人と合わせられない面も持っているというコト…。
どうしても譲れないこだわりがあることは悪いことではありませんが、自分の性格について俯瞰で見ることができるようになれると、もっとラクに仕事がしやすくなると思います。
仕事をする上では、どうしても他人との関わりを断ち切ることはできません。
自分の弱点や短所をあらかじめ把握しておくことで、生きやすく楽しい人生をクリエイトしやすくなるのではないでしょうか?
そして、その感覚の違いや自分の才能の活かし方が理解できてさえいれば、誰よりも感受性が強いのですから、いろんな分野で新しい発想を展開していけるという強みもあります。
そういった意味で考えれば、どんな職業に就職したって活躍できるチャンスはあるはずですから、何より独りよがりにならずに考えて行動していきたいものですね。
【まとめ】芸術家タイプ|変人で性格悪い??
今回は、『芸術家タイプ』や芸術家肌なんて呼ばれる人ってどんな人なのか、そして本当に変人で性格が悪いのかについても考えてみました。
もともと、脳の構造からして大きく一般人とは違うという事が科学的に証明され始めているようですから、どうしても致し方ない部分ではあるのかも知れません。
ただ、『性格が悪い』などと言われてしまう部分は、自分のこだわりや信念を曲げない所だったり、人とは違う意見をハッキリと言ってしまったりする性格がそのように思われてしまうのかも知れません。
とは言え、誰でも長所は短所とも言われるのですから、その特徴や得意分野をしっかりと生かしていくことで、さまざまな可能性が広がっていくと考えられます。
ぜひ、自分の強みを見つけて楽しくやりがいのある仕事ができていくことを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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