個性的な女優として注目を浴びている「どんぐり」さん。
2018年6月公開の映画で、見事にメジャーデビューを果たした新人女優です。
見た目的には「えっ新人?」という感じがありますが、芸歴としてはまだ浅い方でそのため余計にインパクトも大きいのかも知れませんね。
さて、そんな「どんぐり」さんですが、検索してみると「裁判所」という気になるワードが。
個性派女優として、その地位を確立するべく今後も活躍が期待されていますが、いったいどのような経歴の持ち主なのでしょう。
というわけで、プロフィールの全貌をまとめてみたいと思います。
目次
どんぐり(竹原芳子)が裁判所にいたって本当??
一度見たらインパクトが有りすぎて忘れられないという女優に「どんぐり」さんがいます。
その個性的すぎるルックスと演技からか、「顔が怖い」とか「老けてる」などの反応も多いようです。
悲しいかなソレもそのはずで、芸能界に入ったのが50代になってからだという。
そんな「どんぐり」さんは、2018年の映画「カメラを止めるな!」の出演をきっかけに広く世間に知られることとなったわけですが、いったい今までどのような活動をしてきたのか簡単にプロフィールをおさらいしたいと思います。
どんぐり(竹原芳子)プロフィールおさらい
- 芸名:どんぐり
- 本名:竹原 芳子(たけはら よしこ)
- 生年月日:1960年2月10日
- 身長:150センチ
- 所属事務所:映画24区
- 出演作品:映画「カメラを止めるな!」ドラマ「ルパンの娘」
有名になったきっかけである「カメラを止めるな!」に出演していた際には、本名の”竹原 芳子”で活動していたようですが、それ以降は”どんぐり”として活動しているようです。
その理由は、大人から子供まで誰でも覚えやすいからというコト。
ですが、かなり個性的なルックスと声と存在感で、そんな名前にしなくても十分覚えられるような気もします。
どんぐり(竹原芳子)という芸名はなぜ?由来はある?
「どんぐり」って芸名に使っているのはなんでだろう、と思い由来なども調べてみると。
まだ一般人として仕事していた頃に落語教室に通っていたらしく、その中のひとりが「どんぐり」はどう?と名付けてきたことから、その名前を使っているというものでした。
ワリと行き当りばったりな決め方だったんですね。
そうと知るまでは、なんとなく見た目の感じがどんぐりに似ているという理由からかなと思っていましたが。
どんぐりに似ているのではなく、むしろ「どんぐり」さんが寄せてっているのかも知れません。
面長な顔の形に、いい意味でバランスのおかしな前髪を組み合わせていてインパクト強めてますし、年齢不詳感が出てますよね。
どんぐり(竹原芳子)が裁判所にいた異色の経歴まとめ
それでは、女優になる以前は裁判所にいたこともあったというどんぐり(竹原芳子)さんの異色の経歴について時系列でまとめていきたいと思います。
どんぐり(竹原芳子)の20歳~40歳までの異色の経歴とは?
20歳で入社するも、21歳で『NSC大阪校』の1期生の募集を見つけ応募を希望するも、断念してしまいます。
このとき「周囲の反対を押し切ってでもNSC1期生に入学していれば…」という心残りが、現在の女優活動につながることになるとは、誰も想像していなかった事でしょう。
その頃すでに40歳ですが、新しい仕事にチャレンジしてみたいとハローワークで見つけた仕事に興味を持ち履歴書を送ると見事に合格したんだそう。
さらに、2007年頃からは話し方教室とのつながりのあった『NHK文化センターの落語教室』へと活動範囲を広げます。
どんぐりさんは、20歳で短大を卒業してからは、普通の会社員としてずっと生活してたんですね。
それにしても、証券会社・営業職勤務からの裁判所・事務官への転職も思い切った転職ですね。
どんぐり(竹原芳子)の経歴「50代から第二の人生」そして女優へ。
アマチュア落語家として表現力を養っていくうち、『竹原芳子は座っているだけでおもしろい』と評価されるようになり、コンプレックスだった見た目を個性に変換していくことができるようになります。
50歳(2010年)からは第二の人生を送ると決意し、ずっと心残りだった『NSC大阪校』に33期生として入学を果たします。
この頃、「どんぐり」という芸名を使ってピンでの活動を始めていました。
僕のお笑いライブラリー「千鳥のぼっけぇTV」で見っけました。
どんぐりさん、そんな昔に出会ってたんですね。#カメラを止めるな #カメ止め pic.twitter.com/voMMomqF4W— 髙橋活日 (@manabit_t) August 29, 2018
一時期ピン芸人としても活動しテレビ出演も果たした「どんぐり」さんでしたが、55歳で今度は芝居をやってみたいとワークショップへと通い始めます。
その後2016年より、間寛平が座長を務める『劇団間座』の旗揚げ公演にて”蛾”の役どころに抜擢され、才能を発揮することになるという。
ちなみに、この頃の芸名は「葵樹泉」と名乗っていたようです。
『劇団間座』で演じた”蛾”の演技をオーディションで演じたところ、その個性的な見た目や演技で見事オーディションに合格し、「カメラを止めるな!」への出演が決まります。
映画公開と同時に一気に有名人へと転身し、現在に至ります。
なんでも、アマチュア落語家だった当時は桂文華に習っていて、そのまま弟子入りを志願していましたが、年齢が50歳を超えているということを理由に断られてしまいます。
そして、55歳のときに芝居をやってみようと女優として活動するため『劇団間座』へと入団します。
つまり、どんぐりさんの女優としての初めての出演は、『劇団間座』旗上げ公演である『恋の虫』で演じた”蛾”の役だったということですね。
2018年:見事に映画デビューを果たしたどんぐり
現在の個性派女優としてのきっかけとなった映画デビュー作「カメラを止めるな!」への出演の頃の「どんぐり」さん。
映画のオーディションを知ったのは、この企画の第6弾『退屈な日々にさようならを』の舞台挨拶を観たことからでした。
そこでもらったチラシに第7弾への募集があり、オーディションで蛾の演技を披露し出演が決定。
この時点ですでに、現在のヘアスタイルでどこにもないキャラクターが確立されています。
そして、その印象に残る見た目と耳に残る関西弁で1度見たら忘れられない存在感を発揮するというわけですね。
その後もドラマ「ルパンの娘」への出演も果たしたどんぐりさん。
やはり強烈な個性的な役どころを担当しています。
もともとのコンプレックスだった見た目でしたが、個性的なキャラを全面的に受け入れたというの気持ちの変化が現在へとつなげているのですね。
つまり、裁判所で働き始めた50歳から約7~8年の期間が目まぐるしい変化だったということでしょうか。
それにしても、最近までこの個性が開花されてこなかったということも逆にスゴイ。
【まとめ】どんぐり(竹原芳子)は裁判所にいた??
今回は、個性派女優として有名になったどんぐり(竹原芳子)さんについて調べていきました。
「裁判所」で働いていたというウワサは本当だったんですね。
それにしても、20歳から証券会社に務めていた経歴から裁判所勤務を経て女優へ転身していくとは、なかなか勇気がいる決断だったと思いますが、けっこう思い切りのいい性格なのかも知れませんね。
今後の活躍にも期待が高まっています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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