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【デッサンの描き方】初心者でも安心の練習方法4選!鉛筆の持ち方と意外な使い方とは?

今回は、具体的なデッサンの練習方法について、初心者の方にも安心な4つの方法について考えてみました。

デッサンの描き方は、人それぞれ千差万別でどれが正解という順番や方法はハッキリとは決まっていませんが、大切なポイントが幾つかあります。

そこは決してハズしてはいけませんので、そのあたりも踏まえて説明していきたいと思います。

その際の鉛筆の持ち方の注意点や、意外な鉛筆の使い方などもご紹介しています。

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【デッサンの描き方】初心者でも安心の練習方法3選!

【デッサンの描き方】初心者でも安心の練習方法とは?

それではさっそく、具体的な内容に入って行きましょう。

「デッサンの描き方」について、初心者でも安心の練習方法4選と題して、ここは外してはいけないというポイントと合わせてマスターすべき4つを考えました。

デッサンの練習方法4選

  1. 鉛筆の使い方と線と面の描き分けをマスターしよう
  2. 画用紙をくるくる回転させて描くことを覚えよう
  3. 大まかに形をとって、同じ地面の上に乗っていることを確認しよう
  4. プロポーションの点検方法をマスターしよう

今回はこの4つについて、具体的な方法や考え方も合わせてご紹介していきたいと思います。

もちろんこの他にも意識しなければいけないポイントも非常に多くあるために、根性論ではないですが、ひたすらあきらめずに練習してみることが何より大切なのかも知れません。。

といった前置きをしつつ…。

とは言え、

初心者の方にとって、まずは形をしっかりと正確に取れるようになっていけば、自信にも繋がりますからモチベーションも上がり成長につながるのではないかと思います。

というわけで、今回は特にそのあたりに重点を置いたポイントに的を絞り、一つずつ具体的に説明していきたいと思います。

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1.鉛筆の使い方(持ち方)と線と面の描き分けをマスターしよう

デッサンの「鉛筆の持ち方」線と面の描き方

それではまず、鉛筆の使い方(持ち方)についてです。

鉛筆の持ち方なんて小学生の頃に習っているとは思いますが、実はもっとたくさんの持ち方をマスターすることで、線の種類は何通りにも増えていきます。

その分だけ表現方法の幅も広がり、モチーフをどんな風に仕上げようかという選択肢が広がっていくので、コントロールできるようになると楽し差が増していくのではないかと思います。

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基本的な鉛筆の持ち方(使い方)3つ

まず、基本的な鉛筆の持ち方(使い方)3つのご紹介です。

今回の方法は私が実際にやっている方法ですが、他にもいくつも方法があるので、試してみて自分に合った持ち方を選びましょう。

人差し指を鉛筆の先の近くに合わせて、その他の指で鉛筆を支えるように持っています。
もしくは、画用紙を汚さないように小指だけ画用紙に設置している状態をキープし支えにすることで細かい動きも可能です。

この方法は、人差し指の力の入れ具合で細い線も太い線も描くことができます。

私は、基本的にほとんどの作業をこの持ち方でやっています。

5本あるうちの指の中でも、もっとも繊細な動きができる人差し指を使うことで、細かい表現から大胆な表現まで幅広くしやすくなります。

2つ目も同じく、人差し指を鉛筆の先に合わせています。

こちらは、もう少しだけ鉛筆を寝かせて人差し指の力を弱くすることで、柔らかな面の表現がしやすくなります。

デッサンの「鉛筆の持ち方」線と面の描き方

3つ目は鉛筆の端の方を持って、大きく大胆な線を引いています。

あまり力を入れずにやることで均一な線を引くこともできるので、大きな影を入れたいときなどに使いましょう。

私は、描き始めの形をとっていく作業のときにもこの持ち方をしています。

その他、全体を確認しながら作業したいときなど、自分と画面の距離を離して描きたい場合にも使用する持ち方です。

このように、鉛筆の持ち方で線も微妙に変化しますし、力の入れ具合や立てたり寝かせたりなど角度の加減による微調整でも線の太さや表情が変化します。

そのあたりの表現力や、線と面の描き分けをマスターすれば、デッサンは飛躍的におもしろく楽しいものへと変化するのではないでしょうか?

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2.画用紙をくるくる回転させて描くことを覚えよう

画用紙をくるくる回転させて描く

①の鉛筆の持ち方と連動して、マスターしたいのがこちらの方法です。

デッサン初心者の方には驚きかもしれませんが、画用紙は常に真っ直ぐでなくてはならないということは決まっていません。

そのため、自分の描きやすい向きに画用紙をくるくる回転させて描く方法が効率がよくキレイに仕上がります。

どうしても、人体の構造や腕のストロークの関係上、縦の線を無理やり引くというのは難しいので、腕はいつも斜め横に自然に動かすことを意識しましょう。

そうすることで、無理なく均一で真っ直ぐな線が引きやすくなります。

つまり、縦に真っ直ぐな線をガッツリと引きたいときには、腕を縦に動かすのではなく画用紙を回して腕を横に動かすだけでいい状態を判断して作り出すことも大切です。

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3.大まかに形をとって、同じ地面の上に乗っていることを確認しよう

モチーフ(今回は2点のモチーフ)

それでは、次に実際にデッサンを描きながらだんだんと形をとっていく方法について説明していきます。

モチーフを見ながら、まずは大まかに形を取っていくという方法です。
それから補助線を加えていき、だんだんと形を正確に出していくことで2つのモチーフ同士が同じ地面にしっかりと乗っかている状態を見つけ出していきます。

まず一番最初に、モチーフをザックリと大まかに形の場所を取ります。

私は、こんな風に丸くアタリをつけていくことが多いです。
最初から四角や線をハッキリ出さなくてもいいので、リラックスして空間全体のバランスを感じ取りましょう。

意識するとすれば、大まかな画面全体の配置を考えられる事ができると尚良いと思います(構図を考えるということです。)

その次に、補助線を足していき、ズレている箇所を修正していきます。

紙の縦と横を基準にして、実際のモチーフにも鉛筆で並行と縦の線を描いて感覚とのズレを調べて調整していきます。

今回は補助線によって、ペンが大きくズレていた事がわかりました。(黄色い矢印の箇所)

最初にどれを基準にしてもいいのですが、構図的に計算できるようになるといいと思います。

さらに細かい修正をしながら、モチーフの細かい情報も加えていきます。

この状態だと、同じ地面に乗っかってきましたが、今度はセロハンテープが小さく見えてきました。
ということはペンをやや小さくして、セロハンテープを数ミリ調整すればもう少しで形は決まってきそうです。

こんな感じで、最初はかなり大まかにザックリと描いていっても大丈夫です。

後からいくらでも修正を加えることは可能ですので、リラックスして進めていきましょう。

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デッサンにおける練り消しゴムと消しゴムの使い方(補足)

私は、画用紙をできる限り傷つけずに、きれいな状態のままで仕上げていきたいので、練り消し及びプラスチック消しゴムも最小限しか使わないように意識しています。

そして、同じく画用紙を傷つけたくないために、なるべく弱い力で最初は描いています。

鉛筆の種類はBもしくは2Bを使用しています。
画用紙にもよりますが、形を正確に取れるまでは、消した時に鉛筆の芯が残らない種類を選びましょう。

4.意外な鉛筆の使い方|プロポーションの点検方法をマスターしよう

意外な鉛筆の使い方|プロポーションの点検方法をマスターしよう

さて、それでは最後に意外な鉛筆の使い方として、プロポーション(割合・バランス)の点検方法についてです。(よく漫画とかで見るアレですね。)

この方法は、③の形を取るときの補足にもなりますし、デッサンを描き進めていく際に何度となく確認するときにも役立ちます。

どのくらいの長さかを調べる

こんな風にモチーフの縦と横の長さの比率(バランス)をザックリと見極めておくことで、素早く正確に形が取りやすくなります。

このとき、腕は同じ長さになるように真っ直ぐに伸ばしておきます。

鉛筆でプロポーションを測っています。
このビニール紐は、縦の幅に対して横の幅が1.5倍ほど大きいということが把握できると思います。

鉛筆を使って、水平と垂直を見つけることもできる

さらには、こんなふうに水平と垂直を見つけて形を正確に割り出していく作業にも鉛筆を使うことができるんです。

この方法は③の補助線をモチーフと照らし合わせる作業でも有効です。
専用の道具もありますが、鉛筆でできるという知識を知っておくと非常に便利ですし、定期的に形を見直しやすくなります。

ただし、これらの方法はあくまでも補助的な役割ですので、目で見た感覚も大切にしながらデッサンを進めていきましょう。

自然と観察力と客観視する力を同時に学んでいくことができると思います。

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まとめ【デッサンの描き方】初心者でも安心の練習方法3選!

【デッサンの描き方】初心者でも安心の練習方法とは?

今回は初心者でも安心してできる、デッサンの描き方の練習方法4選と題して、実際に私が行っている方法を説明していきました、

デッサンはさまざまな要素が詰め込まれた、あらゆる制作物(芸術作品)の原点だと思いますし、感性や客観視する力を養っていくためにも、非常に効果的だと思います。

鉛筆の握り方から、モチーフの形のとり方まで覚えなければいけないことが多いと思いますが、ぜひ楽しんで繰り返し行っていけるといいですね。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

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